精神障害の障害者雇用の面接で聞かれる質問とは?

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精神障害の障害者雇用の面接で聞かれる質問とは

もぐ
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精神障害者の面接で聞かれる質問のポイントは、「ストレス要因」との向き合い方です。

面接で聞かれるポイント

◎どんなことがストレス要因となるのか?

◎ストレス要因による体調への影響は?

◎そのストレス要因への対処方法とは何か?

◎対処法の有効性は?

◎短期的に回復できるか?

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精神疾患の場合、「認知の歪み」がストレスの原因となっていることも多いです。

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精神障害者のストレス要因の向き合い方を確認する上で、障害者雇用の面接では、下記のような質問を投げかけることもありますね。

自己理解の深さを問われる質問
◎業務上、どんな場面が苦手ですか?
◎なぜ、その場面がストレスに感じるんですか?
◎ストレスを感じた時の心と身体の影響はどういったものですか?

これらの質問で障害理解の深さを確認した上で

セルフコントロール方法を問われる質問
◎ストレスに感じる場面に対して、何か工夫はありますか?
◎ストレスで体調を崩した時、どれくらい短期間で回復できますか?
◎ストレス要因に対して、会社にお願いしたいことはありますか?

上記の通り、対処策や配慮事項について説明できることが問われます。

また、対処策について「頓服の服薬」「その場から離れる」など、ストレス要因そのものを解決するわけではない対処法だけですと面接官から懸念されます。

例えば

「会議で意見を求められると不安でストレスがたまるので、頓服を服用して対処します」

という対処法より

「会議で意見を求められても対応できるようにあらかじめ意見をメモにまとめて答えるように工夫しています」

といった対処法の方がストレスそのものを軽減させる対処法の為、面接官からの評価は高くなる傾向があります。

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ストレス要因を回避するような対処法だけでは、ストレス要因が無くならないわけですから、常にリスクがありますからね。

精神障害の場合、障害発症後、現在までにどのように障害理解を深め、どのように障害の症状を乗り越えてきたかが問われます。

どのように障害の症状を乗り越えてきたかを問われる
(例)認知行動療法を学び、ストレスを感じやすい思考パターンを改善することができた
(例)就労移行支援事業所に通所して障害理解が深まり、自分の特性に合った対処法を身に付けた

障害をコントロールするための自分なりの体調管理方法を説明できることが重要です。

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以上、精神障害者の面接で聞かれる質問と答え方のポイントでした。

ご参考になれば幸いです。

 

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